「病気になっても~私の進む道」 30日スタート
がん、難病、心の病……。病気になり、たとえ先が見えないような状況に追い込まれることがあったとしても、前向きに生きている人たちはたくさんいます。自分の病気とどのように向き合い、落ち込んだ時に気持ちをどう立て直したか。生きる活路をどのように見いだしたのか――。病気とともに生きる人たちの体験談を紹介します。
View Article[双極性障害]気持ちの浮き沈みが激しく過量服薬も…30歳代女性が立ち直るきっかけとなった言葉とは
飼っている猫と戯れるユキさん 36歳のユキさん(仮名)は10年ほど前、朝起きると突然、体が動かなくなり、仕事を続けられなくなりました。「どうして自分は、他の人が当たり前にできていることができないのか」。やがて、うつ状態とそう状態を繰り返す双極性障害と診断されましたが、苦悩していた時、ある言葉をきっかけに安定した生活を送れるようになったといいます。仕事は明け方まで...
View Article双極性障害で働けなかった39歳男性 休養中に感じた自身の「成長」…復職に向けてどんな準備が必要か
心を病んで長期間、仕事を休んでしまい、復職したけど、すぐに続けられなくなる――。そうした悩みを持つ人は少なくありません。専門家は、休養中の取り組み次第では、病気になる前よりも仕事で高い能力を発揮することが期待できると指摘します。どんな取り組みが必要なのでしょうか。双極性障害(そううつ病)を患う39歳の男性に話を聞きました。社会人になり数か月で休業...
View Article新生児マススクリーニング検査とは
先天性の代謝異常などの病気を早期発見し、治療に結びつける目的で、都道府県や政令指定都市が実施している。すべての新生児を対象に、生まれた医療機関で生後4~6日に、足のかかとから少量の血液を採取する。現在、国は、自治体に対し、20種類(2024年度時点)の病気を調べる検査を公費で行うことを求めている。 ▶難病「フェニルケトン尿症」の小1女児…母親の苦悩
View Article難病「フェニルケトン尿症」の小1女児 肉、魚、卵、乳製品は食べられない でも「給食は楽しい」…母親の苦悩
たんぱく質は、筋肉などの体を作る材料となり、肉や魚、卵、乳製品といった食材を摂取することはきわめて重要だ。しかし、生まれつきの代謝異常により、これらのものを食べられない「フェニルケトン尿症」という難病がある。 ▶新生児マススクリーニング検査とは 8万人に1人 自宅のリビングでくつろぐ前田琴音さん 兵庫県の小学1年生、前田琴音さん(6)は、生後4日目で受けた 新生児マススクリーニング検査...
View Articleフェニルケトン尿症 30歳になるまで唐揚げを口にできなかった女性…「『普通の食事』に罪悪感あった」
難病の「フェニルケトン尿症」は、食事でたんぱく質の摂取制限を求められる。コントロールがうまくいかない状態が続くと、イライラする、抑うつ状態になるなど、精神的な不調に陥ることがある。 給食の時間は嫌だった 治療用粉ミルクの缶などを前に話すもえさん 東京都のもえさん(30)は、大きな缶に入った粉ミルクを自宅にそろえている。...
View Article難病「家族性地中海熱」を患う元バスケ日本代表、藤岡麻菜美さん 発熱、腹痛に何度も…「幸せ」と感じるワケ
元バスケットボール女子日本代表の藤岡麻菜美さんは、原因不明の発熱や 倦怠(けんたい) 感などの症状に悩まされてきた。2022年4月についた診断名は難病の「家族性地中海熱」。いったいどのような病気なのだろうか。 新型コロナにかかったかも? 難病を抱えながら、大好きなバスケットボールを続ける藤岡麻菜美さん...
View Article家族性地中海熱 生まれてから高熱と腹痛に襲われ続けた女性 診断がつくまで約40年…難病とわかったワケ
高熱や激しい腹痛などを周期的に繰り返す難病の「家族性地中海熱」は、診断名がつかないまま、苦しむ患者が少なくない。症状が出ていない時は、普通の生活ができることなどから医療機関を受診せず、治療を受けていないというケースもあるとみられる。 銛でやられる感じ 静岡県のかづこ(仮名)さん(61)は、自分の記憶にはない生後数か月の頃から、高熱や激しい 嘔吐(おうと) 、胸の痛みに悩まされてきた。...
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